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身体を絞りたいケース

 

 

身体を絞る方法は、運動して節制すればいいと思う方も多いでしょう。では、どういった運動をして、何を節制しながら、何を取れば良いのでしょうか?カロリーや糖質を抑えて、有酸素運動を多く行う事は皆様がイメージされるダイエット方法かもしれません。それは正しいと思います。ただ、どのようにその方のライフスタイルに合わせて継続的に行えるかと言った具体性がより必要になってきます。分かってはいるけど継続できない。9割以上の方がそうではないでしょうか?その方法をトレーナーと一緒に探っていく事により、ご自分に合った継続方法が見つかってきます。

 

40代男性の方の例を一つ上げさせて頂きます。

 

この方は40代にどんどん体重が増えられたようです。お仕事柄会食も多く、運動をされる機会が極端に少なく、日常生活強度は低くなられておりました。では、外食を減らして、たくさん運動をしましょう。それは、ご本人も含め誰もがお分かりの事でしょう。ただ、簡単に外食を減らせる訳ではなく、たくさん運動をする時間が作るのは難しい。ライフスタイル全てを変える位になってしまいますからね。ご相談を受けてからは、その方のライフスタイルをベースに質を変えていただく必要がありました。外食の回数を減らせない環境で、いかに痩せていくお食事を選ばれるか。少ないトレーニング時間でいかに効率の良い運動が出来るか。そこが大事になってきます。

 

その方は会食等もあり極端なお食事制限はできないので、気持ち糖質量を減らして頂きました。糖質自体は直ぐに使う速攻性のエネルギー源ですからね。過剰にとっても、デスクワークで直ぐ座るだけだと、ほとんど使う要素がないですからね。しかし、身体を構成するたんぱく質は多く取って頂きます。トレーニングで刺激した筋肉をしっかり向上させる為にはたんぱく質が不足すると、逆に筋肉まで落としてしまうからです。トレーニングでは、体重で10㎏減ゴールを半年くらいと少し長めにプランニングして、週に1回から2回のトレーニングをやって頂きました。

 

ストレッチ等の施術等で柔軟性の向上と全体バランスの調整により姿勢の改善や代謝の向上まで高めます。トレーニングパフォーマンス時から日常の生活まで姿勢維持が出来てくると、トレーニング効果も日常的な燃焼効率も上がってきます。

トレーニングでは下半身等の筋力も高めていきます。下半身に多くの骨格筋(身体を動かす筋肉)があるので、そこが付くと基礎代謝が上がり、リバウンドがしにくくなります。トレーニングを行わない食事制限だと、食事を戻すだけでリバウンドがしやすくなってしまいます。期間的なパーソナルトレーニングの後にいかにリバウンドせずにセルフコンディショニング出来るかというのが、減量ダイエットでは大事になっていきます。

 

この方は、初期に右肩下がりに体重が減り始め、後半は筋肉量も上がり、体重変動はゆっくりになってきました。筋肉は脂肪より密度が濃く重いからですね。

そして、会食回数は変わらずとも半年後には12㎏の減量に成功し、数字以上に身体が引き締まりました。その後はトレーニング頻度は減らしながらも、リバウンドせずに、少量の減量ができる位に続けられております。

 

減量以上に、ご出張後の倦怠感がなくなったり、日常の体調の好調さに喜ばれているのが何よりです。生活がとても快適になられている、そんなQOLの向上が出ているのが一番ですね。

 

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